コンクリート打継用接着剤・高耐久床塗剤
TM-7416/CAT-1955
コンクリート打継ぎや床補修・インフラ補修に適用可能な土木用接着剤です。
乾燥塗膜の光沢と耐久性を活かして床塗り剤にも適用可能です。
製品特徴

-
通常のコンクリート乾面への塗装・接着はもちろん、コンクリート湿潤面にプライマーとして塗布して、新しいコンクリートの打継ぎができます。
-
油で汚染されたコンクリート面(油潤面) にも、打継ぎ用でプライマーとして強力な接着性を有します。
-
異種の樹脂塗膜に対しても、優れた接着性を発揮します。
-
塗膜表面は光沢が良く、耐薬品性、耐水性にも優れます。
-
撥水の後も滑らない摩擦性を持ち、汚れにくい床塗装用樹脂ワニスです。
-
ウーローラーや刷毛塗りでコンクリートに容易に塗工が可能な塗装剤用ワニスです。
-
水に可溶の樹脂であるため、水で洗浄することができます。
用途例
-
新旧コンクリートモルタルの打ち継ぎ面接着
-
改修床補修接着プライマー(ガソリンスタンド、工場、厨房、倉庫、店舗等)
-
各種改修・補修(トンネル壁、ダム、道路、橋梁、水路等)
適用下地

-
コンクリート、モルタル、塗り床、鋼板、タイル、FRP等
製品データ

品名
主剤
硬化剤
外観
組成
不揮発分
粘度 mPa・s(25℃時)
配合比
TM-7416
CAT-1955
無色~褐色透明
無色~淡黄色透明
アクリル系樹脂
エポキシ系樹脂
40%
70%
約600mPa・s±100mPa・s
約150mPa・s±20mPa・s
100
20
接着性能
-
接着力

乾面
油潤面
湿潤面
22kg/㎠(コンクリート破断)
22kg/㎠(コンクリート破断)
20~24kg/㎠(コンクリート破断)
-
資料作成条件
-
評価方法
プライマー:TM-7416/CAT-1955 = 100 / 20
基材:コンクリート板(JIS A‐5304) 厚さ6㎠ 含水率8%
塗布方法:刷毛塗り1回コート
塗布量:Wet 150g/㎥
エージング:室温7日間放置
試料の作成:コンクリート板を、2分割し片側n=3、計6点で測定

建研式テスターにて測定
-
使用方法
希釈剤:水、IPA、エタノール
配合例:TM-7416/希釈剤/CAT-1955 =100/40/20
塗布方法:ウーローラー、刷毛 その他
塗布量:Wet 150~200g/㎥
乾燥:室温乾燥
養生:タックフリーまで 常温乾燥3~5時間、完全硬化まで 常温乾燥1週間
ポットライフ:6~8時間
-
基本配合
-
始めに主剤TM-7416に希釈剤(通常は水)を加え、攪拌混合後に硬化剤を加えて更に良く混合してください。
-
塗布面の湿潤がひどい場合は表面の付着水をウエス等で除去し、上記稀釈剤を水/アルコール(IPA等)の混合液にして下さい。
-
冬期気温が低く乾燥を速める必要のある際も上記稀釈剤を水/アルコール(IPA等)の混合液にして下さい。
TM-7416使用時間
タックが発生した状態で塗布して下さい。 タックが無くなった状態
にて塗布すると接着不良となりますのでご注意下さい。
混合後の可使時間は、夏季で約1時間、冬季で約2時間となります。
希釈剤の例
湿潤面へ塗布する場合:水/IPA=50/10
乾燥性を向上させる場合:水/IPA=55/5

タック糸引き発生時間
TM-7416/CAT-1955
夏場(乾燥面)
冬場(乾燥面)
10~20分
20~40分
※TM-7416/CAT1955は弊社グーループ、東洋モートン㈱の製品です
※本ページ内のデーターは一定条件下で測定されたものであり、製品の性能を保証するものではございません